ビジネス書ではなく本物の経済学を学びたい人におすすめの本・入門書6冊。

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おはようございます。最近、ネットで経済学の本や入門書を調べると、明らかにただのビジネス書や自己啓発本ばかりが出てきて、学問としての経済学からは程遠い状態です。

もちろんそれらのビジネス書や自己啓発本も何かの役に立つかも知れませんが、ちょっと学問としての経済学を学びたい社会人や学部生などには気の毒な状態なので、今回はおすすめの経済学の本を紹介して行きたいと思います。

ちなみに学問としての経済学がビジネスに役に立つのか?と問われれば、「経済学の知識だけでは難しい」と答えます。ただ、世界中で成功している大金持ちのほとんどは経済学的な知識を深く持っています。なので一つの強固な判断材料となるのは事実ではないでしょうか。

 

1.マンキュー入門経済学 (第2版)

世界でもっとも読まれている経済学の入門書。確かにとても分かりやすいですし、経済学の基本的な部分をしっかり解説しています。

こういう入門書って、訳本(英語の本などを翻訳した本)だと日本語が不自然で逆に分かりにくくなる場合が多いのですが、この本は驚くほど自然です。そして内容も正確なので、ほんと初心者の方にピッタリです。

 

2.現代経済学-ゲーム理論・行動経済学・制度論

マンキュー入門経済学より少しだけ専門的ですが、やはり分かりやすい入門書。

一言で「経済学」と言っても非常に範囲は広いのですが、この本はだいたい「この分野でこんな事をやっているよ」と解説してくれます。なので「まずどこから始めればいいか」を割り出すのに非常にオススメの入門書です。

 

3.マンキュー経済学 II マクロ編(第3版)

マクロ経済学をより詳しく学ぶのもマンキューがおすすめです。

多くの人が「経済学」と聞いて真っ先にイメージするのがマクロ経済学の内容かなと。金融危機、国民所得、失業率、インフレ・デフレ、投資、貿易など、この辺のキーワードに興味がある人はマクロ経済学に向いてますね。

学んでも非常に楽しい分野だと思います。ハマると一日中頭の中であれこれ考える事ができます。

 

4.ミクロ経済学の力

現在の経済学の主流と言っても過言ではない、ミクロ経済学を学ぶにはまずこの本です。日本のミクロ経済学の権威が初学者向けに分かりやすく書いた名著。

一見するとマクロ経済学が金融危機とか貿易みたいな大きなテーマを扱うならば、ミクロ経済学はもっと小さなテーマを扱うのかな?と思いがちですが、もちろんそう単純ではありません。詳しい事は私の説明よりも実際にこの本を読んでいただきたいですね。

やはりもっとも科学的で現実的で説得力があるのが、このミクロ経済学という分野だと思います。ビシネスにも最も使えるかなと。

 

5.実証分析のための計量経済学

経済学の手法的な部分を学べる本。単に経済学を学びたいだけでなく、自分で研究したい人、研究のエビデンスを確認したい人におすすめ。学部生が卒論などを書くにはまず必要だと思います。

この本の最大のメリットは数式があまり出てこない点でしょう。なので数学に苦手意識がある方でも分かりやすいです。

 

6.ゼミナール ゲーム理論入門

経済学でもっとも刺激的な分野がゲーム理論ではないかと思います(厳密に言うと政治学や社会学などの要素もありますが、やはり経済学が占めるウエイトが大きいです)。

ゲーム理論とは簡単に言うと「意思決定」、つまり人や組織がなにかを決めていく課程の研究ですね。良く言えば社会や組織を健全な方向に保つ事に使えますし、悪く言えば権力闘争などにも利用できるかも知れません。

その中でもこの入門書は分かりやすいですし、ゲーム理論の要旨をしっかり押さえているのでオススメです。

 

・まとめ

以上、おすすめの経済学の本を入門書を中心に紹介して来ました!

やはり経済学とは役にも立つのですが、それ以上に分野を学習・研究する事そのものが非常に面白い分野だと思います。

なるべくこれらの記事を取っ掛かりに、経済学の面白さを味わっていただける事を願っております。最後までお読みいただきありがとうございました!

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複雑系・カオス理論とは何か分かる本、おすすめ5冊。

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おはようございます。今回はこれからの21世紀の科学で必須となる可能性が高い知のパラダイム、複雑系やカオス理論のおすすめ本を紹介したいと思います。

目的としては「カオス理論がどんなものなのか、概略をしっかり捉える」という事と、「より専門的で細分化された学習に繋がる」ような本を選びました。

 

1.複雑系入門―知のフロンティアへの冒険

入門書でもっとも数名なのはこの一冊です。

おすすめする理由は大きく二つ。それは「初心者にもわかりやすい」という点と「内容が精確である」という点、そして「より専門的な学習に繋がりやすい」という点です。つまりこれ以上ないくらい入門書にはピッタリという事ですね。

特に最後の「より専門的な学習に繋がりやすい」というのは重要です。他の入門書でも「複雑系とはなにか」をザックリと捉える事はできるのですが、具体的にどんな分野でどんな事をしているのか、というのはイマイチわからない事があります。

そういう点でこの入門書はすごく画期的だと思います。

 

2.ガイドツアー 複雑系の世界: サンタフェ研究所講義ノートから

こちらは完全な入門書ではありませんが比較的分かりやすく、そして各分野の架け橋となるような本です。複雑系の全体像を知りたい方にオススメ。

特に複雑系はかなり膨大な分野に影響を及ぼしているので、それを一冊でここまでスッキリまとめ上げているのは流石だと言えます。

サンタフェ研究所の講義ノートがベースになっているので、複雑系の最前線を味わう事もできますね。

 

3.複雑系のための基礎数理―べき乗則とツァリスエントロピーの数理

複雑系が関係する分野では、全てではありませんが数学が必要になってくる場合もあります。

そこで基礎的な数学を身に付けたい方におすすめの本です。内容もそこまで難しいものではないので、ちょっと数学力に不安がある方は足場硬めをしてみると良いでしょう。

 

4.生命とは何か―複雑系生命科学へ

タイトルに「生命とは何か」とありますが、生物学はもちろん、物理学などの科学に興味がある方全員におすすめしたい本です。また、人間についてもかなり深い洞察に繋がるので、文系の方にもオススメです。

生物学を見る上でもミクロな世界では物理学の量子論的な要素が関係しているのが伝わってきます。それが複雑系のとても深い所だと思います。

 

5.歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学

社会科学に興味がある方におすすめ。歴史、経済、社会現象など、様々なものに複雑系が関わっている事が実感できます。

複雑系というと理系の分野だと思われがちですが、社会科学でも既存の価値観を大きく変えてくれる非常に刺激的な内容になっています。

地学的な要素もあるので、一部の理系の方にもおすすめです。

 

・まとめ

以上、おすすめの複雑系の本を紹介してきました。

読んでいただければ分かると思いますが、複雑系はどの分野でも既存の価値観を大きく変えるポテンシャルが非常に大きいです。絶対面白いですし、知見も広がり、世界の見方も変わります。

これからの学問全般でより重要な考え方になってくるので、しっかり予習しておきたいものです。最後までご覧頂きありがとうございました!

驚くほど本が身に付く、読書論のおすすめ厳選3冊。

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おはようございます。

読書家の人は本を何百冊、何千冊と読んでいくと思うのですが、

その上で「本の読み方」は非常に重要ですよね。読み方一つが長い年月でとんでもなく大きな違いになって来ます。

もちろんどう読もうが自由なのですが、やはり本を読んでもなかなか身につかない人もいれば、数冊読んだだけですごく成長する人もいる。どう読み方が違うのか。

という訳で今回は「本を読むための本」、読書論の本を紹介して行きたいと思います。

 

 1.読書について

ショウペンハウエルという19世紀の大哲学者が書いた名著。

他の記事でも度々紹介してますが、私が読書初心者さんにまず勧めている本です。

皆さんの周りにも「この人、すごく勉強して本も読んでるのにあまり頭良くないな」という人がいると思いますが、そういう人が陥りがちな罠がこの本には書いてます。

読書もやればいいというものではなく、やり方によってはマイナスにすらなる可能性も実はあるんですよね。そうならない為の本です。

岩波文庫という事もあって難しそうですが、実際読んでみると文章が少し古めかしいだけで、そんなに難しい本ではないです。

 

2.本を読む本

読書論の名著と言えばこれ。どちらかと言えばかなり実践的な内容となってます。

「本なんて文字を追って読んでいけばいいだけでしょ?」という人には超オススメしたい一冊。読書ってこんなに奥深かったんだなぁ、と驚くと思います。

それも著者の自論を書いたタイプではなく、大学でレポートや卒論を書く時に必須となるような読み方が書いてると思います。

それと本の読み方だけでなく、選び方まで書いてるのが素晴らしいところ。

基本的に本なんて一生の内にせいぜい数千冊、数万冊ぐらいしか読めないと思いますが、それでも全体のほんの一部ですからね。

だから「どう選ぶか」というのが重要になって来ますが、その時に本書の「点検読書」や「シントピカル読書」などの手法が役に立つと思います。

 

3.本の「使い方」

打って変わって、こちらは「私は本をこう読んでるんだ!」というタイプのよくある読書論ですが、その中でも群を抜いて鋭いなぁと思ったのがこの本です。

特に「本を読むことは、著者の思考のプロセスを追体験することである」というのは鋭い。これができてない人って、本を読んでもあまり成長しないんですよね。

これは一例で、他にも著者の読書論が展開されてて面白い本です。

世の中にはただ「読書家」を名乗る人は沢山いるのですが、この出口さんはライフネット生命の会長兼CEOをされている方です。

本当に本を楽しんでて、血肉にしてアウトプットをするのが上手な人なんだろうなぁと思います。

 

・おまけ

読書論ではないですが、本を読む上でぜひ読んでおきたい本がコチラ。

よく大学の新入生にオススメされる本の鉄板中の鉄板です。

まぁ早い話が、本に限らず情報を得る時に「気をつけねばならない事」ってかなり多いと思うのですが、その多くをカバーしてくれます。

いい加減な情報や話に振り回されないためにオススメです。

 

・まとめ

以上、読書論の本を紹介してきました。

読書初心者さんにも最初に読んでいただきたいし、既に結構読んでる人にも読み方を見直すキッカケにしていただけたら良いなぁと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

脳科学(神経科学)のおすすめ本、厳選7冊。

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おはようございます!ここ数年ほど脳科学がすごくブームですね。

しかし「どんな本を読んだら良いの?」と疑問に思っている人もかなり多いと思います。

そんな訳で今回は、脳科学のおすすめの本をいくつか紹介させていただこうかと思います!

 

・まず池谷裕二さんの著作がおすすめ!

  

単純な脳、複雑な「私」 (ブルーバックス)

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? (新潮文庫)

脳科学の初心者さんにも、それなりに詳しい人にも読んでほしいのが池谷裕二さんの著作です。

脳科学に限った話ではなく、科学の本って全体的に「これってちゃんと根拠がある話なんだろうか?」と思う事って、よくあると思います。

特に脳科学は日常で応用できる部分も大きく一般受けしやすいので、過激な事を言って読者の興味を惹こうとする本が多いんですよね。

その点、この池谷裕二さんは巻末に物凄い数の参考文献を載せてます。

また、調べた限りではご本人もちゃんとした学者さんだそうで、信頼できる本を書いておられる人だと思います。

そして肝心の内容も、自由意志などの人間の本質に迫るテーマが多いです。よくある自己啓発本みたいな本とは違って、かなり知的好奇心が刺激されます。

もちろん脳科学が始めてという人にもわかりやすい内容となってます。実は私も脳科学を勉強し始めてかなり最初の方に読んだのですが、ほとんど知識がない状態でもすんなりと理解できたのでおすすめです。

・ぜひ読んでおきたい一冊

〈意識〉とは何だろうか 脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)

こちらの下條さんの著作は、脳科学をやる上で考え方の基軸ができる本です。

脳科学を学んでいると、なんだか混乱してくる事があると思います。いろんな実験の話を読んでる内にますます脳というものが掴み所のないような気がしてきます。

意識と無意識の関係、脳と行動の関係、脳と環境の関係、これらがよくわからなくなって、結局のところ何が何を左右しているのかと。

少なくとも私はそういうものが混乱していたのですが、この本はそれらの概念をスッキリと整理してくれていて、始めて読んだ時に感動したのを覚えています。

なるべく脳科学をやる上で早くこの本を読めば、そういう混乱を避ける事ができるんじゃないかと。

・脳科学を仕事や日常に応用したいならこの2冊

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

では脳科学を学問的な興味だけでなく、仕事や日常に役立てるために学びたい、という人にオススメな本を紹介したいなと。

まず1冊は林成之さんの「脳に悪い7つの習慣」です。

この本は脳のために具体的に何をやめればいいか、何をやればいいかが書いてあって、とにかく実践的です。

まぁ「習慣」なので継続が命なので、マメな事が苦にならない人は実践してみると大きな利益になるかも知れません。

続いてもう1冊の紹介です。

「イヤな気持ち」を消す技術

こちらは少し自己啓発っぽい内容。なにか悩みを解消したり考え方を変えたい人にオススメです。

怒りとか悲しみとか、そういう不快な感情が発生する神経的なメカニズムを説明しながら、それにどう対処すればいいのか?どう考えればいいのか?というのが書かれています。

私も日常生活を送る上でこの本は随分役に立ったと思います。前はネガティブでちょっとした事にも悩んでいた私ですが、それがかなり軽減されたな~と。

そのぐらいパワーのある本です。悩みがちな人にはぜひ読んでほしいです。

 

・脳科学に興味が出てきた人は・・・、

カンデル神経科学

さて、脳科学に興味が出てきた人、既に興味がある人にオススメしたいのは、やはりカンデル神経科学です。

脳科学をちゃんと勉強するならば必読と言われる、脳科学者のバイブルです。

今の脳科学を全体的に見渡した上で、何がどこまでわかっているのかを知る事ができます。

ただやはりネックとなるのが値段ですよね。内容は難しくないのですが、やはりそれなりに興味がある人向けです。

まぁ内容を考えると値段の何倍も価値があるし、他の本を読む時間などを考えると断然お得ではあると思います。

 

・まとめ

そんなわけで脳科学のオススメ本を7冊、紹介してみました。

方向性は色々だったと思いますが、とりあえず興味が出てきたものがあれば一冊読んでいただければな~と思います。なにかのお役に立てれば幸いです。

20代の内に読んでおきたい、人生が変わるおすすめの本8選。

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おはようございます。

今回は人生で数千冊の本を読んできた私が「これ読んだら絶対人生変わるな」と思う本を紹介したいと思います。

「人生が変わる」というのは単純に「好転する」という意味でもありますし、なにか大きな衝撃を受けて人生を考え直してほしい、という意味でもあります。

なぜ20代なのかと言えば、基本的には若い人に読んでもらったほうがこれからの人生も長いので役に立つのですが、やっぱりある程度は人生経験を積んでないと理解できない事もあると思った次第です。

そんなわけで、少し前置きが長くなりましたが、人生が変わる本を紹介していきたいと思います。

 

1.人を動かす デール・カーネギー

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人間関係に悩んでる人は絶対に読んでください

この本には「あぁ、確かに嫌われる人ってこれがわかってないよね!」という特徴が山ほど書いてます。もう読んでて共感の嵐です。

まぁ特に人間関係に悩んでいないという人も、それを維持する為に読んでほしいと思います。「なぜだか知らないけど上手くいってる」という状態ではある日いきなり上手くいかなくなる可能性があるので。

私は私生活でも「人間関係に悩んでいる」という人がいればこの本を勧めますし、性格に難アリな人にもこっそりこの本を勧めます(笑)。

実際、「読みましたよ!」という人を見てるとみんな変わってて、効果抜群です。

 

2.道は開ける デール・カーネギー

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またまたデール・カーネギーですが、こちらは悩みが多い人に絶対読んでほしい

特に自分が周りの環境によって不幸になってると思ってる人に読んでほしいです。「心持ち一つでこんなに変わるのか!」と驚かされます。

いつもポジティブで幸せそうな人っていると思いますけど、そういう人達はこの本に書いてる内容を意識してる人が多いように思います。

 

3.方法序説 デカルト

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「近代哲学の祖」と呼ばれる、大哲学者デカルトの著作。

あまり聞き覚えのない名前かも知れませんが、哲学者に「これまででもっとも偉大な哲学者は?」と聞くと、恐らくほとんどの人が5本の指には入れるかなと。1位だという人も多いはず。

この本がずば抜けて優れている点は2つ。一つはデカルトが自分の哲学を打ち立てるまでの過程が書かれているという事です。

デカルトがどのような事を考え、どのような事をマイルールにしてきたのか。参考にならないわけがないです。

私もこの本にもっと早く出会っていれば、人生を5年ぐらいショートカットできたかも知れません。冗談抜きで、そのぐらい役に立ちます。

またもう一つは、単純に哲学としても非常に深くて重要な概念が書いてあるという事です。

哲学を知らない人でも「我思う故に我あり」という名言は聞いたことがあるかも知れません。

デカルトの懐疑論と、その懐疑論に対する一つの答え。これを押さえないと近代以降の哲学は理解できないほど重要です。

なんかここまで説明してきて「ちょっと難しい本だな」と思われた方もいるかも知れませんが、普通に読みやすいです。

ただ、一度で理解できなかった場合は何度か読んでほしいですし、どうしてもわからない場合はネットなどでも解説してるサイトがあるので、それらを一読してから読んでみてください。

また、哲学書全般に言える話ですが、意味を理屈では理解できたとしてもあまり響かない場合もあるはず。

そういう時は、数年ぐらい寝かせてみて改めて読んでみると著者に感情移入できるようになって、また全然違った感想を持てると思います。

 

4.読書について ショウペンハウエル

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これまた有名な哲学者、ショウペンハウエルの名著。

「読書について」とありますが、読書だけでなく知識を吸収する上で絶対に読んでおきたい本です。

特に「本ってすごい人が書いてるんでしょ?ありがたく話を聞かなきゃ」という人におすすめ。他人の話に振り回されない為の方法が書いてあります。

あと、読むべき本と読まなくていい本の見分け方も身につきます。人生は意外と短いので、読むべき本は選択しないといけません。

この本に限らず、読書法の本というのはなるべく読んでおきたいところです。

読書をうまく習慣にできれば何年、何十年と読み続ける事になると思いますが、最初にちゃんとした読書法を身につけるかどうかで雲泥の差になって来ますからね。

 

5.春琴抄 谷崎潤一郎

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ここで一つ小説を。私が日本文学の中でもっとも衝撃を受けた一冊です。

何が凄いかって、冷静に登場人物の行動や人生だけを見ると、結構ひどい話なんです。特に佐助の行動がやばい。

にも関わらず、本人達はすごく美しくて幸福な世界に生きてるんですよね。

この小説からはめちゃくちゃ勇気を貰いました。

客観的にはおかしな行動でも「いや、俺は本当にこれがやりたいんだ」と思って、行動に移せるようになったと思います。

そういう背中を押してくれる小説です。

 

6.野心のすすめ 林真理子

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タイトルの通り、野心を貰える本です。

たまにやる気が無くなった時、読むと気合が入ります。

中には「野心的な生き方って本当に幸せなのかな?」と疑問に思う人も多いと思います。そしてそれは半分は当たってます。

しかし、それでも「野心的に生きてる人はどういう事を考えているのか?」を、受け止める事に意味はあるはずです。

ひょっとすると人生に悲観的でやる気が無かった人にも「あぁ、やっぱり成功って大事だな」と思わせるような。そういう本だと思います。

 

7.さあ、才能に目覚めよう トム・ラス

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自分にどんな才能があるかわからなくて思い悩んでる人にオススメ。

才能とは、思考のパターンなんですよね。皆さんの友人や知人にも「この人はいつもこういう考え方をするなぁ」というパターンのようなものがあると思います。

そのパターンに上手くマッチしてる仕事につけば、思考するだけで成果が出るので凄まじい威力になります。

どの業界でもずば抜けて優秀な人っていると思うのですが、そういう人は才能と仕事が合ってるんですよね。

ちなみにこの本は、特典のアクセスコードのようなものがついてるので、中古ではないほうがいいと思います。そうでないと本の後半はあまり役に立たないかも。

 

8.未来に先回りする思考法 佐藤航陽

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最近読んだ本で役に立ったのがコレです。

現代って、この前インターネットが普及してきたと思ったら、いつの間にかスマホが普及して、次は人工知能というものが現れて・・・と、テクノロジーの進歩がめちゃくちゃ早いですよね。

その中に置いて、どうすれば未来が読めるのか。また、読んだ上で実際に行動するにはどうすればいいのか。そういう事が書いてあります。

また、読んでても最新の科学や思想が踏まえられてるなぁ、と思うところがチラホラ。

今活躍中の経営者が書いているので、すごく勉強されてるなぁと思います。

 

・まとめ

以上、20代にオススメの本を紹介しました。

まだまだオススメしたい本はあるのですが、取り急ぎ読んでいただきたいのはこれらの本ですね。

まずは興味を持っていただけたものを1冊でも読んでほしいなぁと思います。

何かしらこの記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

古典を読んで思考に深みを!おすすめの本8冊を紹介。

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おはようございます。

よく読書好きの人に「何を読んだらいいですか?」と聞くと、古典の本を紹介される事があると思います。

そこで今回は、まず「なぜ古典を読むといいのか?」という事を説明し、それからオススメの古典の本を紹介したいと思います。

 

・なぜ古典なのか?古典をオススメする理由。

古典の本というのは数百年以上、人々によって「これはいい本だ」と読まれ続けてきたものです。

それはいろんな時代のいろんな地域で通用する、普遍性がある事になります。

村上春樹のノルウェイの森にも「新書は読まない」タイプの人物が出てきます。

彼は僕なんかははるかに及ばないくらいの読書家だったが、死後三十年を経ていない作家の本は原則として手にとろうとはしなかった。そういう本しか俺は信用しない、と彼は言った。

「現代文学を信用しないというわけじゃないよ。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い」

ここで「時の洗礼」とありますが、本というのは世に出ると、内容の薄い本や間違ってる本はどんどん読まれなくなっていきます。

その中で古典の本は何百年、何千年も読まれ続けてきた事になるので、それがどれだけ凄い事かわかると思います。

また、古典は意外と新しい事を理解する上でも役立ちます。

なぜなら新しい事も古典の内容が基本になってたりするわけです。新書の本などを読んでると、古典の内容が「わかってて当たり前」なので省かれてたりします。

もちろん古典の内容が否定されてて基本にはなってない場合もありますが、その場合も「なにが否定されて現在のようになったのか?」を知る事によって、新しい事に対する理解も深まります。

そして最後に、やはり古典の本というのは教養になります。

かなり有名な本が沢山あるので、読んでなければ「あれ読んでないの!?」となる場合が多い。

以上の理由で、私は古典の本を強くオススメしたいです。少しでも重要性が伝われば幸いです。

ここからは私が「これは絶対読むべきだ!」と思う古典の本を、8冊紹介したいと思います。

 

●おすすめの古典の名著

1.読書について

私が「何を読めばいいですか?」と聞かれた時にオススメしている本です。

読書をするなら必読と言っても良いぐらいの本。まずこの本を読んでるかどうかで長い読書人生に大きな差が出てきます。

要するに「読書をする上で陥りがちな罠」を避ける事ができるようになります。

表紙は結構難しそうで、岩波文庫という事もあって手を出しにくいと思いますが、読んでみると意外とわかりやすいのでオススメです。

 

2.方法序説

「近代哲学の祖」と呼ばれる大天才デカルトが、自分の哲学を打ち立てた方法を書いた本です。

自分でなにかを考えたり作ったりする上で非常に参考になりますし、人生全体の指針にもなる本だと思います。

私も「もう少し早くこの本に出会っていれば・・・」と後悔してる本です。

こちらも岩波文庫で多少は難しいですが、短いので通読するのは簡単だと思います。

 

3.君主論

知る人ぞ知るマキャベリの言葉を集めた本です。

とにかく実用的な、仕事などで役立ちそうなものを求めるならオススメ。

学校などでは教えてもらえないような知識がギッシリ詰まってます。

他にもマキャベリの名言集はありますが、大体は「君主論」からピックアップしてるのに対し、

こちらは君主論以外にも「政略論」や「フィレンツェ史」などからもマキャベリの有用だけを抜き取っています。

 

4.自助論

明治時代に日本で翻訳され、あの「学問のすすめ」と並んでベストセラーとなった本です。

タイトルの通り、まさしく自分を助けてくれる本です。

なにか努力をしなければならない時、困難にぶち当たった時、これだけ助けてくれる本は無いでしょう。

私もたまに読み返しますが、その度に見が引き締まります。鉄のような意志を育ててくれる本です。

 

5.老子

中国を代表する思想家、老子の言葉をまとめた本です。

老子を一言で言うならば「癒やし」でしょうか。とにかく心が楽になります。

上記の「自助論」が頑張りたい時にやる気を貰える本ならば、こちらはつかれた時、無理をしてはいけない時に読んでほしい本です。

いつも肩に力が入ってて、無理をしがちな人にはこの本を勧めるようにしてます。

 

6.陰翳礼讃

日本文学を代表する作家、谷崎潤一郎の著作です。小説ではなくエッセイのようなもの。

めちゃくちゃ難しそうなタイトルですが、読んでみると普通に読める本です。

谷崎潤一郎の建築や食など、日本文化に対するこだわりが書いてあります。

小説家の、それも日本を代表する文豪が、日々どんな風に世界を見ているのかがわかって非常に面白いです。

谷崎潤一郎の小説は少し読みにくいですが、短いものも沢山ありますし、何より文才が驚異的なのでオススメです。

 

7.こころ

日本の小説を語る上では外せない、夏目漱石の超有名な作品。もしまだ読んだ事がなければオススメです。

まずは何の書評も見ないで読んでほしいと思います。それから色んな人の書評を見ると「こんな解釈もあるのか」と驚くと思います。

自分でも読む度に違った感想が得られますし、名著とはこういうものなのかと実感できます。

 

8.蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇

やはり日本人に生まれたからには、夏目漱石と並んで芥川龍之介も読んでほしいところ。

芥川龍之介といえばなんとなく敷居が高く感じる人が多いと思いますが、作品の殆どは短編なので読みやすいです。これも短編集の一つ。

それも「トロッコ」とか「蜘蛛の糸」とか、誰でも名前ぐらいは聞いた事がある有名なものが揃っているのでオススメです。

なんだか魔術に掛けられたような、奇妙で驚異的な文才を味わっていただきたいと思います。

 

・まとめ

そんなわけで「古典を読むと良い理由」と「おすすめの古典」を紹介してきました。

もちろんここで紹介されてる古典は一部で、他にも優れた名著が沢山あります。

また、読書初心者に向けて比較的短いものを選んでいます。なので聖書や資本論など、かなり長編になる名著は紹介してません。

なのでこの記事を参考に、古典を読むキッカケになればいいなぁと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました!

分析哲学の本・入門書、おすすめの10冊を紹介してみる。

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分析哲学というのは今でも哲学の主流の一つですが、具体的にどの人物を押さえて、どの本を読めばいいのかイマイチわからない人は多いハズ。

そこで今回は、分析哲学のおすすめの本を10冊紹介したいと思います。

・言語哲学大全Ⅰ~Ⅳ

日本に分析哲学を広めた、飯田隆さんの名著です。この本が出るまでは分析哲学を学ぶのは至難の業でした。

分析哲学を本格的に勉強したい、全体像を理解したい人にとっては必読と言えます。このボリュームでフレーゲ、ラッセルから始まり、ウィトゲンシュタインなども押さえ、クワインやデイビッドソンまで解説してるのが凄いです。

また、日本を代表する分析哲学者が書いた本なので、的外れなところがない。正しい内容が書かれてあります。

まずはこの4冊がオススメですが、もう少しマイルドな入門書や、もっと部分的に勉強したい人におすすめの本を他にも紹介して行きます。

 

・分析哲学講義

いきなり言語哲学大全は辛い、という人にオススメです。

著名な人物をよく押さえているので、分析哲学のだいたいの歴史・流れがわかります。なにより分析哲学の魅力が伝わってくるのが非常に良い。

もちろん基礎的な知識も書いてるし、とりあえず入門書として一冊買っておくべき良書です。

 

・論理哲学論考

分析哲学を語る上では避けて通れない、ウィトゲンシュタインの著作。後の分析哲学に非常に大きな影響を与えました。

しかし難解だという声が多いです。というか、ウィトゲンシュタインのもう一つの名著「哲学探究」もそうですが、今だに学者の間でも解釈が分かれたりするそうです。

そこでもしわからなかった人は解説書も読んでみるといいでしょう。おすすめはこちら、

上記の論理哲学論考の和訳をした野矢茂樹氏の解説書です。

野矢氏は日本ではかなり有名な哲学者で、他にも論理学の入門書なども書いてますがわかりやすいです。解説が得意で、しかもその裏付けもしっかりした人だと思います。

 

 ・クワイン―ホーリズムの哲学

タイトルの通り、クワインという哲学者の哲学をまとめた本です。

この本を最初に読んだ時は驚いた記憶があります。というのもクワインは20世紀生まれの哲学者で、長い哲学史の中ではかなり新しい人物だと思って身構えていたのですが、そんなクワインの「翻訳の不確定性」などの概念が驚くほどわかりやすく解説されています。

この本を読んで興味を持った人は、本格的にクワインの著作「ことばと対象」などを読んで見るのもいいと思います。

 

・クリプキ ことばは意味をもてるか

こちらもクリプキという今なおご存命の哲学者を解説した本ですが、非常にわかりやすい。

クリプキの哲学は懐疑主義なので、衝撃を受ける人は受けるかも知れません。私もこの本を読んで言語に対する価値観が大きく変わったと思います。

 

以上、おすすめの分析哲学の本を紹介してみました。何かしら皆さんのお役に立てれば幸いです。