読書論・読書法の本おすすめ5選!驚くべき本の読み方!

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おはようございます!突然ですが、皆さんの中には「本なんてどう読んでも一緒だよ!」と思っている方がいるかも知れません。しかしそれはもったいない!

本は読み方を変えるだけで、身に付き方が全然違うようになってきます。今回はそんな驚きの読書論・読書法の本を紹介させていただきたいと思います。

 

・本を読む本

よく読書家が「世界にはたくさん本があるのに、自分にはごく一部しか読む事ができない!」などと嘆いているのを見た事がないでしょうか?

確かに世界中では大昔から多くの人が本を書き続けているので、一人の人間には1%も読む事ができないでしょう。しかしそれでも、「自分にはどんな本が必要なのか?」と見抜く事ができたり、自分がチェックする本を大幅に増やす事ができれば、「世界中の本を読めない!」と嘆く必要もないと思います。

この「本を読む本」では、数多くの本の中から「自分が読むべき本を見抜く方法」と、読むべきだと決めた本を「とにかく深く読む方法」の2つの方法が書かれています。全ての「読書をする人」へ、最初に読んで欲しい一冊です。

 

・読書について

ショウペン・ハウエルという、超有名な哲学者が書いた読書の本。

実は読書は「読めば読むほどプラス!」といううまい話ではありません。たまに、すごく本を読んでいるはずなのに「この人の話はなにかおかしい」という人に会った経験はないでしょうか?

それは実は「読書の罠」にハマっているのです。その大きな罠を、ショウペン・ハウエルは見事なまでに正確に突いています。古い本ですが、今の科学や思想に照らし合わせても正確な内容だと思います。

そして読書の罠を避け、効果を最大化するにはどうすればいいのか。そういう本ですね。

 

・知的複眼思考法

最後に、読書論だけでなく思考全般に関する本ですが、これは必読です。よく大学に入ったばかりの新入生に教授がおすすめする本として有名です。

この一冊に「いい加減な情報に惑わされない方法」「常識に囚われない方法」「正確に物事を見抜く方法」などがギッシリ詰まっています。

きっと読む前と読んだ後では、世界が大きく違って見えるはずです。自分がいかに「自分の頭で考える」という事ができず、流されていたのか。そして自分の頭で考えるにはどうすればいいのか。そういう本ですね。

これは読書をそんなに習慣にする予定がない人でも、生きていく上で絶対重要な知識を得られるので、ぜひ読んでいただきたいとこです。

 

・まとめ

以上、おすすめの読書論の本を紹介してきました。すでに読書にハマっている人も、これから読み始めるという人も、これから多くの本に出会うと思うので、ぜひとも読んでいただきたいです。これらの読書論を知っているか知らないかでは、長い読書歴に大きな違いが出てくると思います。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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社会学の本おすすめ10選。学部生や社会人の入門書に!

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おはようございます。「春から新たに大学生!」というこの季節、大学の勉強に不安を持っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、社会学部に進学予定の方々の為に、おすすめの入門書や必読の本を紹介していきたいなと思います。

もちろん、学部生かどうかに関係なく、社会人が趣味として社会学を学んで見る場合にもおすすめな本を集めました。

 

・よくわかる社会学

正直、社会学の本は入門書でも難しいものが多いです。「これ初学者の人が読んでわかるかな?」というものが沢山あります。そんな中でもこの『よくわかる社会学』は本当にわかりやすいです!しかも「社会学とは何か」という要旨をしっかり捉えているのが素晴らしいですね。

しかし一方で「やや抽象的でイメージが湧きにくい」「各論点への掘り下げが少ない」などのデメリットもあるので、他の入門書なども合わせて読むとバッチリかも知れません。まず完読して雰囲気を掴む本としては非常におすすめです。

 

・社会学 (New Liberal Arts Selection)

社会学に限らず、コチラの「New Liberal Arts Selection」は入門書の鉄板なので覚えておいて損はないでしょう。カラフルな表紙が特徴です。

いろんな現実の問題に深くコミットしていて、想像力が湧きやすい入門書だと思います。しかも複数人の社会学者が分担して書いてるので、それぞれ専門性も高いですね。少し初心者向けにしては難しいかな?と思いますが、社会学の主要な概念の本質を捉えて解説しているので、ぜひ読んでいただきたい一冊ですね。

 

・自分を知るための社会学入門

こちらは入門書といっても硬い雰囲気がなくて、まるで面白い先生の授業を受けているかのような面白い本ですね。実際、岩本先生の講義はとても面白いと評判で、学生からの人気も高いです。

社会学というとどうしても「社会全体!」というマクロなイメージを持ちがちですが、こちらは個人と社会の関係性を意識できるような内容になっているのが魅力です。

「もっと社会学を深めてみよう」と思えるポイントが節々に散りばめられているのも、筆者の力量を感じさせてくれますね。

 

・プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

マックス・ヴェーバー、エミール・デュルケーム、カール・マルクス。この3人は「近代社会科学の三大創始者」と呼ばれていて、社会学でも「バイブル」と言われるほど、非常に重要なウエイトを占めています。実際、話題にもよく登るので、ぜひとも読んでおきたいところ。

その一人、マックス・ウェーバーの代表作が本著です。ピューリタンというキリスト教のグループが、いかに近代資本主義の誕生に貢献したか。つまり宗教が経済に与える影響を書いたものです。

一見、無関係に思える二つの社会を結びつけるのは、まさに社会学的な考察と言えるでしょう。原点にして模範的な一冊。

 

・自殺論

ちょっと物騒なタイトルですが、デュルケームの導入として本当におすすめな一冊です。

簡単に言うと「人はなぜ自殺をするのか?」という考察ですね。これだけでも興味深いテーマだと思うのですが、自殺を通して人間というものの本質が見えてくるのが本当に面白いですね。

これが100年以上前に書かれたという事実も、この本の価値を大きく押し上げています。人間の本質は変わらないんだなぁと思える一冊です。

 

・カール・マルクス──「資本主義」と闘った社会思想家

マルクスと言えば「経済学者」のイメージがあるかも知れませんが、実は社会学にとっても原点の一人と言える思想家です。彼の著作は「資本論」だけでも膨大で、なかなか手を出すのが億劫ですよね。

そこでマルクスの思想そのものを解説した本がおすすめです。無数のマルクスの解説書の中でも本著は非常に密度が濃いです。資本論の要点を当時の時代背景などと絡めつつ分かりやすく解説しています。

何よりマルクスに対する興味が掻き立てられる本だと思います。「予言がめちゃくちゃ当たってる!凄いなぁ!」と思える一冊です。

 

・ジンメル・つながりの哲学

ジンメルも社会学の超有名な思想家で、ぜひ読んでおいた方が良いですね。ただし本人の著作はこれまたハードルが高いので、この菅野さんがわかりやすく正確に解説してくれた本書がおすすめです。

「私」と「社会」の繋がりについて見直した本で、きっと読んでる内に価値観が二転三転すると思います。

なんとなく「自分の居場所がない」とか「自由がない」など、他者や社会に対する悩みを抱えている方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

・脱常識の社会学

なぜ私達は金銭などの取引をできるのだろう?なぜ人は結婚するのだろう?宗教や権力が生まれるのだろう?そういう普通は疑問に思わないような、当たり前の「常識」について、社会学的な観点から深く掘り下げた本です。

これまで当たり前だと思っていた事に、こんなに深い構造問題があったのか、と気付かされる本です。これぞ社会学の醍醐味ですね。

翻訳本はわかりにくいものが多いのですが、本書は比較的わかりやすいと思います。

 

・自由という牢獄――責任・公共性・資本主義

著者の大澤真幸さんは現代の社会学者の中でも非常に著名な方です。

彼の研究を一言で言うと「自由について」ではないかと思います。人間は誰しも「自由になりたいなー」と思っていて、自分なりにあれこれ考察している方は多いと思いますが、やはり社会学はめちゃくちゃ役に立つと思います。社会や他者との関係性の中で自由になる、というのはとても重要な事ですからね。

 

・私たちはどこから来て、どこへ行くのか

宮台さんも非常に有名な現代の社会学者ですね。よくテレビなどにも出ているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。やっぱり彼の本も話もとても面白いですね。なので数ある著作の中から一冊選ばせていただいた次第です。

なんとなく「今の社会ってどこに向かっていくんだろう?」と不安に思ってる人が多いと思いますが、そういう方に読んでいただきたい一冊ですね。混沌としているように見える社会ですが、こんなにスッキリと分析できるのか、と驚かされると思います。

 

・まとめ

以上、社会学のおすすめの本を紹介して来ました!

やはり全体的に「次の一冊に繋がる本」を選んだつもりです。「この人の本面白いなー」と思ったものがあれば、二冊三冊と辿っていただければなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

倫理学の本、おすすめ7選。入門書や解説書など。

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おはようございます。今回は倫理学のおすすめ本を紹介したいと思います。

もうすぐ春なので、倫理学の分野を専攻にしたいと思っている方がいると思います。そうでなくとも、倫理学はいろんな学問分野に絡んでくる幅広い分野なので、一般教養も兼ねて学んでおいて損はないと思います。

今回はそんな倫理学の初学者向けの入門書を紹介したいと思います。

 

・現代倫理学入門

倫理学の入門書といえばまずこれが思い浮かびます。恐らく大学の講義などでも初学者向けにおすすめされる事が多いのではないでしょうか。

論理学に対して「考え過ぎて机上の空論になっているのでは」という批判はありますし、実際そんな状態になってる人はいるのですが、本著では論理学の主要なテーマに対して非常に具体的な例を挙げながら解説されています。

現実の状況をイメージしながら学ぶことができる、という意味ですごくおすすめですね。

 

・倫理学入門

放送大学の教科書として執筆されたもので、とてもわかりやすくて正確性があります。

どうしても論理学の教科書といえば現代の問題に偏りがちですが、本書はアリストテレス、エピクロス、ストア派から功利主義、カント、ヘーゲルなどを扱い、そこから近現代に近づいてくるという構成です。

非常に幅広く、そして基礎をしっかり固める事ができる入門書だと思います。

 

・動物からの倫理学入門

「動物と人間では何が違うのか?」という、すぐわかりそうで実は深い問いから倫理学に入っていく入門書。また、動物倫理という現代の倫理学ではかなり主要なテーマを理解するのにも役立ちます。

まさに入門書といった感じで、専門用語がかなり少なく、文章もシンプルで読みやすいです。それでいて扱ってるテーマはかなり難解なので、ここまで分かりやすくできるのは凄いなーと。きっと読み終わった後に視点が変わってる本だと思います。

 

・倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦

哲学に興味がある人ならば永井均先生の名前を聞いた事がある人も多いと思います。非常に著名な哲学者です。倫理学と言えば「正義」にかなり偏りすぎる傾向がありますが、本著は永井先生らしく、もっと広くて根源的な視点から倫理学を扱っていますね。

哲学者らしく、非常に容赦がない考察が繰り広げられます。こちらも読んだ後に人生観が大きく変わる一冊になっているなと思います。

 

・メタ倫理学入門: 道徳のそもそもを考える

 

・功利主義入門―はじめての倫理学

倫理学の中でも非常に重要な「功利主義」を扱った入門書。功利主義は実際の社会でもかなり汎用性がありますし、実際に功利主義的な議論というのは良く見られるので、踏まえておいて損はないですね。しかも倫理学の導入としてもピッタリのテーマです。

文章もとてもわかりやすいと評判ですね。恐らく中学生や高校生などでも読めるのではないかと思います。

もちろん功利主義だけでなく、それを通して倫理学の本質そのものを深掘りしてる点も大きな長所です。

 

・自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門

「リバタリアニズム」というと難しく聞こえるかも知れませんが、要は自由主義の一種です。自由な社会とはなにか、いろんな人がいる中で個人の自由はどこまで許されるのか、そういう本です。

恐らく現代人にはリバタリアニズム的な考えを持つ人がかなり増えてきていると思います。そういう意味で自分の考えはどんな思想に合致するのか、自分が今どんな位置にいるのかを考える上で、とてもおすすめの入門書ですね。

 

・まとめ

以上、おすすめの倫理学の本を紹介して来ました。

やはり倫理学を学ぶ上で覚えておいてほしいのが、絶対的な「正解」がある分野ではございません。それでもやはり他の人の考えも学んで見るのとそうでないのとでは全然違います。

しかしやはり「自分で考える」という主体性を持って、一つ一つの問題に対する考えを身に着けていってほしいなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

中国の古典おすすめ8選。名著から名言集まで。

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おはようございます。よく読書家の人が「中国の古典を読むと良いよ!」と言ってるのを聞いた事がないでしょうか?

それもそのはず、よく「中国4000年の歴史!」と言いますが、この4000年の間に本当にいろんな人が数多くの書物を残してきたわけです。そしてたくさんの良い本が生まれてきたわけですが、その中でも厳選に厳選を重ねて「これは読んだほうがいい!」と勝ち残ってきたのが、例えば孫子や論語などの書物なんですよね。これはもう、読まない手はありません。

そして中国の古典の魅力として、「弱肉強食の世界で生き残る」という処世術のような面と、「自然を愛しながら、本当に自分のやりたい事を追求し、穏やかな人生を送る」という人生論のような面もあります。この相反する二つの面があるのが、とても魅力なんですね。

そんなわけで、早速中国のおすすめの古典を紹介したいと思います。

 

・教養としての中国古典

だいたい中国の古典にはどんなものがあるのか?それぞれどのような内容の事が書いてあるのか?というガイドブックとしておすすめしたいのが本書です。中国古典の有名な書物はだいたいカバーしている上に、それぞれの解説もわかりやすく、要点を押さえてます。

どんな書物を読むにしても、ある程度の予備知識があるとスッと入ってきますからね。こういう本を一冊買っておくのは非常に読書がスムーズになると思います。

 

・孫子

もともとは戦争での戦い方を書いた「兵法書」だったのですが、それがビジネスなどでも使えるという事で高く評価されてる本ですね。戦争に勝つというのは「勝負での勝ち方」や相手の心理の読み方、自分サイドの「勝てる状態の整え方」などを知る必要があるので、それがビジネスなどにも通ずる場合が多いと。

すごく有名な本なので「これを読んだところで誰かを出し抜けたりしないのでは?」と思われるかも知れませんが、読んだ上で実践できるのは一握りです。何度も読み返した上で実践していただきたいと思います。

 

・論語

突然ですが、人生って迷う事ばかりですよね。人間なんて誰しも数十年しか生きてないので、迷う事ばかりだと思います。そこでこの論語のように、孔子という偉大な思想家が書いて、それが2500年も読みつがれている本というのは当然ながら参考になるんじゃないかと思います。

とにかくこの論語は「具体的」なのが良いところですね。もちろん中には抽象的な文章もありますが、全体としてはすごく具体的です。人生の個別のケースで迷った時に「そういえばここはこう書いてたな」と「参考」にする事ができます。

 

・孟子

この本を一言で言うなら「理想のリーダー像」を示したものです。中国のみならず世界中の経営者や政治家などに多く読まれている事を考えると、人の上に立つには必読の本と言えます。

よく孟子といえば「性善説」が有名で、それも「人は善い事しかしないんだ!」というノホホンとした思想だと思われがちですが、とんでもない誤解です。性善説も性悪説も「人は善い事もすれば悪い事もする」というのは当たり前です。

では本当の性善説や性悪説とは何か?というと一言ではとても言い表せないので、この「孟子」を始めとした中国の古典を読んでみてほしいと思います。

 

・老子

個人的に中国の古典の中でもっとも読んで欲しい一冊です。

人生でなにか行き詰まった時、挫けそうになった時、絶対に励みになるのがこの本です。「そうか、こう考えれば良いのか」という目からウロコの思想が沢山詰まってます。

他の中国の古典は、まさに「戦争に勝つぞ!」とか「組織で成り上がるぞ!」という意欲がありますが、この本はガラッと雰囲気が変わります。こういう緩やかな本も沢山ある事が中国古典の奥深さと言えるかも知れません。

 

・大学・中庸

中国の古典では「論語」「孟子」「大学」「中庸」の4冊を「四書」と呼び、非常に重要な4冊であるとされています。つまり論語や孟子と並んで読むべきだとされているのが、この大学と中庸なんですね。

もともとは非常に倫理的な意味合いで書かれたものだそうですが、現代からするとかなり処世訓のような内容となっています。学ぶ時、人の上に立つ時、人生で何か迷った時など、絶対に役立つような内容が書かれています。

そして学問などの物事に対する深い洞察力は、まさに現代の科学にも通じる部分があります。大昔の中国の思想家もこう考えていたというのは、まさに「普遍性」を感じて身震いする思いです。

 

・菜根譚

NHKの「100分 de 名著」でも紹介され、「読むとすごく楽になる」と話題になった本。中国よりも日本で多く読まれているという事で、日本人の気風に合った本なのかも知れません。田中確定元首相が愛読してた事でも有名ですね。

この本が書かれた当時の中国では政治が腐敗していて、政治家や官僚は派閥争いに明け暮れていたようですが、そんな苦しい中でも楽にやり過ごしていく方法が書かれていますね。

人や自然と交わる醍醐味のようなものも書かれているので、人生に楽しみが生まれると思います。

 

・中国古典名言事典

個人的には「名言集」というのはあまり読みませんが、これは別格です。膨大な中国古典の中から4800余りの名言が厳選されていて、圧巻の一言。漢字研究の大家である諸橋先生が8年もの歳月を掛けて完成させたそうです。

単純にこれだけを読んでいても面白いですし、気になった名言を辿りに原著に当たってみるのも面白いと思います。とにかく内容が濃いので、ぜひ一度手に取っていただきたいですね。

 

・まとめ

以上、おすすめの中国古典の本を紹介させていただきました。

ここで紹介したのは、とにかく「最低限これだけでも読んで欲しい!}という教養の部分です。本当はもっと沢山素晴らしい本があるので、ぜひ興味を持っていただけた方は調べていただきたいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

ユダヤ人の商法が学べるビジネス書、おすすめ6選。

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よく「ユダヤ人は金融で世界を支配している!」という話を聞きますが、実際はどうなのでしょうか。

結論から言うと、流石に世界を支配しているかどうかは分かりませんが、少数民族であるにも関わらず絶大な富を独占しているのは事実です。

そしてユダヤ人の間には、民族内の文化や家庭の教えなどによって、知っているのと知らないのとでは全然違うビジネスの教えが存在するのも事実です。

そこで今回は、ユダヤ人のビジネスの教えが学べる本をピックアップしたいと思います。

 

・ユダヤ商法

数多くの経営者が読み込んでいる名著。

ラビという世界に5000人しか居ないユダヤ人の宗教指導者で、ロスチャイルドの基金からも支援を受け、同家の家訓にも詳しい著者が、ユダヤ人の教えの本質をズバリと説いています。

少し値が張る本ですが、これが一種の参入障壁なのでしょう。読み終われば「それだけの価値はあった」と納得できる内容になっています。

 

・ユダヤの商法―世界経済を動かす

日本マクドナルドの創業者・藤田田氏が書き、高校時代の孫正義氏が感銘を受け、藤田氏に直接面会を申し込んだという伝説の著作。

残念ながら今では再販もされず希少本となっていて、かなり値が張ります。しかしそれだけ読める人が少ないという事なので、読めば他の人にはない付加価値を手に入れられるわけです。

もっとも、人生を変える本だと思うので、それに対する投資としては安すぎるぐらいです。ぜひご一読いただきたい。

 

・ユダヤ人のビジネス教本―旧約聖書の智慧を読み解く

ユダヤ人の文化やビジネスといえば、やはりユダヤ教の宗教的な部分と切り離せません。

この『ユダヤ人のビジネス教本』では、しっかりと聖書に基づいたユダヤ人のビジネス論を解説しています。

宗教や聖書というと少し抽象的なニュアンスが混ざりそうですが、この本ではしっかりと実用性を意識して書かれているのが凄いですね。

 

・ユダヤから学んだモノの売り方

ユダヤ系の外資系商社で”モノの売り方”を叩き込まれた著者が書いた本。

タイトルを見ると単にセールスのやり方に見えるかも知れませんが、それよりももっと深い「物を売ること」に対する考え方が得られます。

もちろん日本人の著者なりの噛み砕き方もされてるので、かなり実用的です。役に立たないワケがない一冊。

 

・ユダヤ 知的創造のルーツ

ユダヤ人のビジネス論といえば色々ありますが、こちらは知的創造、つまりクリエイティブな内容に迫ったものです。

ユダヤ人のビジネス論がすごいのは、他の民族の思想とは違い、クリエイティブで時代の変化にいち早く対応できるという事です。事実、ユダヤ人の中には何百年も前から「情報」を重視していた人達がいて、実際に現在のIT業界の著名人にもユダヤ人が多く居ます。

なぜ彼らがそこまでクリエティブになれるのか、という事を書いた本です。

 

・ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣

ある日本人の青年がユダヤ人の大富豪に教えを受けながら成長していく物語。

単にビジネスの話だけでなく、人生論や生活全般に関する話が多いのも魅力ですね。

ストーリー仕立てでかなり内容が頭に入って来やすいです。入門書としてぜひおすすめです。

 

・まとめ

以上、ユダヤ人のビジネスが学べる、おすすめの本を紹介して来ました。

ビジネス書全般に言える事ですが、実際に読んで「感銘を受けた!」というだけでは、何も変わらない場合が多いんですよね。

そういう意味でこの記事では、読んだだけで動き出したくなったり、実践している所のイメージが湧きやすいビジネス書を厳選しました。

実際に皆さんのビジネス観を一変させるものになれば幸いです!

分析哲学の本、おすすめ13冊。入門書や解説書など。

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今回は現代哲学の「主流」と言っても良い、分析哲学の紹介です。

恐らく大学で哲学科を選んだ人は、分析哲学の講義がかなりのウエイトを占めてくるんじゃないかと思います。

今回は、そういう分析哲学の初心者さんにオススメの入門書や、それなりに基礎を固めた方向けの本格的な本までを紹介したいと思います。

 

・言語哲学大全Ⅰ~Ⅳ

当時、アメリカではすでに主流になっていた分析哲学を、日本にも大きく広めたのが飯田隆氏の「言語哲学大全」です。全四巻まであります。

「これは絶対に外せない!」という著名な分析哲学者を一人ひとり詳しく解説しつつも、「なぜこういう議論が出てきたのか」という分析哲学全体の流れがよくわかるようになっています。

分析哲学とはどんな学問で、どのような事を問題にしているのか。イメージ像を掴むにはピッタリの本だと思います。

ただし、全4巻とかなり長いのがネックかも知れません。

 

・分析哲学入門

「言語哲学大全の全4巻は長すぎる!」という方におすすめなのが、八木沢敬氏の「分析哲学入門」になります。

この入門書の特徴は二つで、まずは実践的だという事です。具体的に命題を挙げながら、それを分析哲学的に解説していく作りになっています。

そして次に「わかりやすい」という点が挙げられます。これは著者もかなりこだわって書いてるのが伺えますね。

まず大学の講義などを受ける前の掴みの一冊として非常におすすめです。

 

・分析哲学講義

初めての入門書としてコチラの青山拓央氏の「分析哲学講義」もおすすめです。まさに「言語哲学大全」をかなり圧縮したような作りになっていて、分析哲学の全体像を追いながら、個々の著名な哲学者につていも触れている一冊。

後はとにかく分析哲学の素晴らしさが伝わってきて、好奇心が煽られる一冊だと思います。

 

・言語哲学―入門から中級まで

これも少し難解ですが、非常に良い入門書です。ライカンというアメリカの哲学者が書いた本。

指示の理論や確定記述など、かなり本格的な分析哲学のテーマや論理にガッツリ踏み込んでいます。しかも「他の本で読むとサッパリ」というような難解な内容も、相対的に分かりやすく書いてますね。

ただ、それでもやはりテーマがテーマだけに、タイトルにもあるように中級者向けです。他の入門書などをザッと読んだ上でこちらも読んでみると良いかも知れません。

 

・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む

分析哲学の本でもっとも有名なのはウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』、通称「論考」と呼ばれる著作でしょう。

ただ、それだけ読んでもサッパリわからないと思います。そこでこの野矢さんの解説書を読んで見るのがおすすめです。

とりあえず論考の内容を知っておけば、他の分析哲学クラスタの人ともそれなりに会話が成り立つと思います。

 

・クワイン

クワインという、比較的最新の分析哲学者の解説書。

正直、めちゃくちゃ面白いと思います。個人的に分析哲学にハマったキッカケの本でもあります。ホーリズムを中心に、難解なクワインの哲学がわかりやすく解説されています。

また、クワインはウィトゲンシュタインやカルナップの影響を強く受けている(もちろん反発する部分もある)ので、ある意味で哲学の歴史をなぞって最新の地点までたどり着けるような、そういう一冊でもありますね。

 

・クリプキ

こちらもかなり最新の哲学者、クリプキの解説書です。

分析哲学全般に言える事ですが、特にクリプキは「言葉」というものに対する疑問をすごく深く持たせてくれる哲学者ですね。

人間は考えるときにも言葉を使いますが、言葉というものがいかに不正確なものか。ある意味ですごくスリリングな一冊ですが、とても面白いです。

 

・私はどうして私なのか

「私とはなにか」という、大陸哲学ならば簡単に答えを出してしまいそうな問題を分析哲学的に掘り下げた本。

他の分析哲学の本と違うのは、一つの命題を徹底的に掘り下げることで、すごく「奥深さ」が出るんですよね。「私」という言葉一つに、ここまで深い意味があったのか、と。

ある意味で分析哲学の深淵を学べる本だと思います。

 

・現代哲学基本論文集Ⅰ~Ⅱ

最後に論集の紹介です。現代哲学基本論文集、とありますが分析哲学者の論文が主流ですね。哲学科に進むならばぜひとも手に入れたいところ。

やはり他の分析哲学の本を読み勧めながら、並行して原文に当たってみるのがおすすめです。全ての学問に言えることだとは思いますが。

 

・まとめ

以上、おすすめの分析哲学の本を紹介して来ました。

とにかく分析哲学は哲学の中でも「面白い」ということ、そして他の哲学はああでもないこうでもないという「観念論の遊び」と揶揄されますが、分析哲学はそういう所がかなり少なく、非常に厳密であるというのが特徴です。

その魅力を味わっていただくためにも、ぜひ2,3冊読んでみてほしいなと思います。

『陽だまりの彼女』は本当の「愛」とは何かを描いた恋愛小説。

「恋愛小説」と聞くと、どことなくケータイ小説に似た、ふわふわしたイメージを持っている方もいるかも知れない。しかしこの「陽だまりの彼女」は構成が非常にしっかりしていて、文体も「平成の文学」という感じの、透き通っていて芯がある小説だ。

あらすじとしては、仕事で中学時代に同級生だった男女が再開し、次第に愛を深め合うも、女性の方に秘密があってそれが次第に明らかになっていく・・・というものだが、これがすごい。二人の甘酸っぱくて幸福な関係が「壊れてしまうんじゃないか?」というスリル感に、見事な伏線やミスリード、そして衝撃のラストに驚かされる。そして、考えさせられる。

この小説を一言で表すなら「本当の愛」だと思う。一般的な「恋愛」というものに対する価値観が、いかに「恋愛」以外の要素にまみれていたのか、というのがこの小説を読んでハッとさせられた。

作中では「チェックリスト」として出てくるが、要するに恋愛とは「こういうロマンチックな出来事がなければならない」という固定観念のようなものがある。しかしこの作品ではそれを否定し、決して派手な場面描写ではなく、日常のふとした恋愛にも本当の幸せが溢れている事を実感させられる。

そして二人の恋愛は、二人だけの関係に始まって、二人だけの関係に終わる。言わば「孤独」なのだ。クラスの中で二人だけ浮いてた中学時代もそうだが、終盤はある不思議な出来事が起きて、それまで二人の恋愛を支えていた周囲との関係がガラリと変わってしまう。

そこで二人の愛はどうなっていくのか。というのが見どころです。とにかく主人公に感情移入してしまって、涙が止まらなくなります。そしてラストのシーンを受けて、この愛のカタチをどう捉えるのか、これからどうなるのか、というのが非常に考えさせられる作品だった。

とにかく良い作品だった、この書評は私の見方だが、何かしらの形で皆さんの心の中にも残る作品だと思う。何よりもこの物語を、一人でも多くの人に知っていただきたいと思いました。